こんにちは!「きものうた」管理人のうた(@kimonouta)です!
初めて自分でセルフ着付けができるようになってきたら、やっぱり外に出てお出かけしたいですよね。
いつも教室や部屋の中で練習していて、鏡の前で「自分で着れるようになったらどの着物で出かけようかな♪」なんて考えていても、実際にお出かけしなくては意味がない。
だって、外に気軽に着て行きたいがために着物の着付けを学び始めたんだもの。
けれど、実際に出かけよう!となったとき、同時に不安も出てきました。それはなぜでしょう?
「本当に大丈夫かな?」「気崩れたりしないかな?」「もしそうなったらどうしよう」
そう。漠然とある、着物も着崩れトラブルの心配。実際に私も自分で着れるようになったものの、こういった心配が頭によぎり、出かけられるようになるまで少し時間がかかりました。
しかし!結論から言えば、とにかくまずは出かけてみる!出かけないと気づくことも気づけない!!!
ということで、ここでは私が着物でお出かけしたときに持って行ったものをご紹介したいと思います。
初めての着物でお出かけ
自分の着付けが不安
悲しいことに、最初は自分の着付けに不安しかありませんでした(笑)
レンタル着物だったら、プロの方が着付けしてくれるし、困ったら店に戻れば直してもらえるという安心感があったのですが、自分ひとりではものすごく不安。だってなにかあっても助けてくれる相手がいないんだもの。
最初はこれでメンタルが不安でした。
でも一人立ちしないとお出かけできません。心を鬼にして(←大げさ)出かけることにしましょう。(単に約束の時間に間に合わないだけw)
初めてのお出かけで持って行ったもの
でもでもやっぱり不安。家を出た瞬間から不安。
崩れたらどうしよう?崩れた後の対処が分からないという大きな不安をかかえながら、私は下記をバッグに忍ばせて行きました。
- 着物クリップ(崩れてきたらこれで止めるぞ!)
- 安全ピン(崩れてきたらこれで止めるぞ!)
- 仮紐(お太鼓が落ちてきたらこれで結ぶぞ!)
- 替えの足袋(万が一汚れたら履き替えるぞ!)
- 大きめのハンカチ(食事するときに着物にこぼさないようにするぞ!)
最初は着物で出かけるときの持ち物が全く見当がつかず(そして余裕がなく)とにかく崩れたときのお助けアイテムだけを考えて行動していました。
心配なら最初は遠出せず、すぐ帰れる場所や室内でキレイで大きいトイレがある場所にお出かけすれば問題なし♪
休憩しつつ、着崩れの確認をしよう
最初は、歩いているとはだけて来たり足元が気になったりすると思います。
はたから見るとちょっとそわそわ落ち着きのない子?と思われそうですが、気になっちゃいますよねw
私は初めてのセルフ着付けでのお出かけは、着物仲間の友人と一緒だったのでいちいち指摘し合いながら過ごしていました。
まめに休憩したりトイレに行ったり、鏡があるところで胸元や裾の確認をしました。
これが本当にひとりだったらもっと不安だったのでしょうけど、見てくれる相手がいたのもあり、安心していました。
あれ?意外と崩れない?
驚いたことに、実際に出かけてみると普段のお出かけと変わらないと気づきました。
歩き方や仕草など、慣れていないので多少制限はかかりますがいつもと一緒!トイレはゆっくり冷静に汚さないようにすれば問題なし。
そう。着物でも全然普通!
トイレで襟や足元などちょっと確認しても、意外と崩れていないものです。
それと同時にちょっと自信が湧いてきたりもします。怯えてる自分が嘘みたいに、いつもと変わらない生活ができました。
そして、せっかく持って行ったお助けアイテムは一つも使いませんでした。
おわりに
「着物は難しい」「着物は大変」と言いますが、意外にも普段のこととなにも変わらないのです。
初めてお出かけして帰ってきたときには、感動と疲れがごちゃ混ぜになりましたが、なぜか達成感がありました。自分でもできた!すごい!帰ってこれた!などなど、小さなことで感動してしまいました。
きっとこの感情は最初だけなのでしょうけど、この初心の気持ちを忘れずに楽しい着物生活を送りたいと思っています♪
ぜひ、あなたも怖がらずに思い切ってお出かけしてみてください♪
▼着物のお出かけをもっと楽しもう