みなさまこんにちは!「きものうた」管理人のうた(@kimonouta)です。
ご存知の方も多いかと思いますが、私は今着物の着付けの練習をしています。
その着付け教室の進捗をご報告したいと思います。
振袖の着付け試験に合格しました♪
きっとご存知の方もいるかもしれませんが、
2018年5月に振袖の試験に合格しました!!
着物は、週に一回着物教室に通っていて始めて一年半ぐらいです。
まさか自分が振袖を着付けられるようになるなんて夢にも思っていませんでした!!!!
まだまだ自分的には始めたばかりの初心者だと思っているし、ある程度着物を自分一人で着付けられるようになり、また、お出かけもできるようになったけど、
まさか振袖を着付けられるようになるとは!!!(2回目w)
まだまだ練習は必要ではありますが、「着物の憧れの振袖を着付けられる」という目標を無事達成することができました!!
着物の着付けを始めた頃の目標
私が着物を始めた頃の目標がこちらです。
- 自分の着付けができるようになりたい!
- 人に着物の着付けができるようになりたい!
- 人に着付けをしてあげるだけではなく、人に着付けの方法を教えられるようになりたい!!!
こういった3ステップを目標に、日々頑張っていました。
そして、現在は(2)まで達成しています。
(2)の「人に着物の着付けをしてあげたい」は普段着物もそうですが、今回は「振袖」を着付けられるようになりました。
今回は、この振袖を着付けられるようになるまでの過程と、どきどきだった試験のお話を振り返ってみたいと思います。
振袖を着付けられるようになるまで
振袖を着付けられるようにかかった期間
かかった期間は、着物を習い始めて約1年半ぐらいです。
この一年半は、振袖だけを学んでいただけではありません。まずは基本的な着物の着付けから学びました。
- まずは自分自身の着付けをできるようになる
- 様々な帯の結び方を学ぶ
- 半巾帯・名古屋帯・袋帯など、場に合わせた帯の種類を学ぶ
- 普段着物・留袖・袴(女袴/男袴)・子供用の帯結びを学ぶ
その他細かいところを言えばたくさんあるのですが、このような基本的な着付けの方法を理解した上で、やっと振袖の着付けを学ぶことができました。
でも考えてみたらそりゃそうですよね。
自分の着付けもままならないのに、晴れ姿の振袖をいきなり着付けるだなんて考えられません!
そして、実際にテストに向けて振袖の着付けだけをみっちり学んだ期間は、約1ヶ月半ぐらいです。
振袖を着付けるまで、練習をたくさんしました
この練習はとにかくたくさんやりました!とにかく大変だった~~。
なにが大変だったのかというと、もちろん振袖を綺麗に完璧に着せてあげることが目標ですが、「時間内に仕上げること」これですね!
- ただでさえ普通の着物を着付けてあげるのもうまくできないのに、ましてや振袖!重い!扱いが大変!
- けど時間内に絶対に仕上げなければならない!
こういったプレッシャーがありました。
それだけではなく、今回は着付けの試験。「振袖を人に着付けてあげる」ということは、自分一人ではできません。
必ずモデルさんになる相手がいるので、自分の技術だけではなくて相手への想いやる気持ちだったり、着物を扱う所作なども 審査試験の審査に関わるのでそれも気をつけなくてはいけませんでした。
振袖の着付けは気を付けなくてはいけないことがたくさんあり、すごく大変でした。
逆に、モデルさんをやってくれたパートナーも着付け練習をを行わなくてはならないので、逆に私がモデルになっていました。
お互いの練習をしなくてはならないので、必ずパートナーがいないとできないですし、お互いの時間を作るのも何気に一苦労でした。
振袖の着付けで難しかったこと
難しかったことは今思うとすごいたくさんありますが、やっぱり一番の気がかりは時間でした。
- 振袖を着付けてあげる制限時間は20分間。
- この間に、振袖を着付けてあげ、帯を巻いてあげなくてはいけません。
- 10分で振袖を着付け、残り10分で帯を巻かなきゃいけないというプレッシャー。
時間も気になるのですが、さらにこわいのが、審査をしてくださる先生の視線!!
いつもはみんななごやかで楽しい着付け教室なんですが、試験の日はすごくピリピリしていました。
限られた時間でテストを行って審査をし、着付け役・モデル役と交互に行わなければならなかったので空気は常にピリついていて怖かったです・・・。
片付けをしたりなども全てに緊張してしまいました。
しかし!そんなピリつきの中いざ試験!!
着付けを行ってる最中は、とにかく集中集中・・・
モデルさんも、いつもの仲間だから、手順を一緒に確認してくれて、ちょっと小声で「大丈夫、できてる」など優しく声をかけてくれました。
時間配分は、振袖10分、帯10分・・・。時間短いよ~~~~(´;ω;`)
モデルさんに振袖を着付終えたら、モデルさんを正面を向かせて自分は正座して「終わりました」と合図をします。
その時やっぱり怖いのが、先生の視線・・・。
モデルさんを立たせながら、ちょっと横を見ると「もうちょっとこういう風にすればよかった」「あぁあそ直したい・・」
とかたくさんあって、ドキドキしながら先生の 評価を待ちました。
モデルさんを先生の真正面に立たせ、正面からの仕上がり・背面からの仕上が・横からの仕上がり・・・
全て確認されました。
その後先生は神に審査の結果を書き込んでいて、その時間はきっと10分くらいだと思いますが、もうその時間がとにかく長くて長くて・・・。
先生は紙に審査の結果を書き込んでいて、その時間が永遠に続くのかと思うくらい長く感じました。
その後、先生のキリッとした顔が、突然笑顔になって
「みんなよく頑張りましたね。全員合格♡」
こう言われた時はもう本っっ当ーーーにホッとしました!!!
急に力が抜けて、心に熱い思いがこみ上げてきました。
とにかく終わった安堵感と、合格した安心感と緊張が解けたのが全部混ざってとにかくよかったの言葉に尽きます。
私、あんなに着物のこと何も知らなかったのに、振袖を着付けられるようになって先生に合格って言わせちゃった!!
もうとにかく自画自賛でしたwwww
試験を終えて、今後の着付けについて思うこと
振袖の着付けに合格はしましたが、まだまだ勉強の身であります。
1回の試験は合格しましたが、じゃあこの振袖を日常的にみんなに着付けをできるのか?と言われたらそこは自信がないです。
これを機に、私はこう思うようになりました。
- もっと着付け師の勉強したくなった!
- もっと着物を早く着付けてあげたくなった!
- もっと綺麗に崩れない着付けができるようになりたい!
- 振袖をみんなに着せてあげたい!!
あんなに何も知らなかった私が、
振袖を着つけられるようになったんだよってもっと大声でアピールしたいです。
おわりに
私の着物の着付けの勉強の道はまだまだ先は長いですが、着物をもっと綺麗に着付けられるようになりたいし、そして、周りの人に知ってもらいたいと思っています。
着る人がいなければ、やっぱり着る機会も少ないし、見る機会もないです。しかし私は日常的に着物を着て生活できるようなそんな女性になっていきたいと思います。
技術を上げて着物を自分だけで楽しむだけではなく、周りの人も巻き込んで日本の文化を着物でもっともっと知って楽しんでもらいたいと思います。
ほんとにね、着物ってすっごく楽しいんです!
着るだけで世界が変わるし、背筋がピンと伸びて自分が美人になった気持ちになるんですよ。これほんと!
本当に、周りの世界が変わってきます。
なので是非、着物を着て外に出かけてみてはいかがでしょうか♪