こんにちは。「きものうた」管理人のうた(@kimonouta)です♪
先日の記事で、2019年2月に着物の着付け免許を取得したことをご報告させていただきました。
2017年3月から無料コースから始め、上級コースに進んで段階ごとに試験を受け、
目標だった「着物免許の取得」を手にすることができました。
そしてありがたいことにTwitterのフォロワー様にたくさんの祝福のお言葉をいただき、個別にメッセージをいただけたりと本当に嬉しいです。ありがとうございます。
長かったようで短かった2年間
正直、この着付け免許取得までは時間もお金もかかりました。
しかし、素直に好きなことを続けた結果、素晴らしい資格を手に入れることができました。
大変な道のりではありましたが、これもひとえに教えてくださった先生方や仲間たちがいたおかげです。
約2年で免許取得となりましたが、先輩方のお話を聞くと「昔は3年もかかったんだよ」と言われたり、カリキュラムの変更などで私の通っている着付け教室では2年で取れるようになったみたいです。
そして、この2年でだいぶ着物の知識がつきました。
始めた頃は、着物についてなにも知らなかったのに・・・
ほんと、恥ずかしいほどになにも知らなかった。
今思えば着付け教室に通おう!と決めたとき、自分の時間となかなか合わず3ヶ月待ってやっと通い始めたんだっけ・・・
そんなことを思い出しました。
今は試験に合格でき、免許を取得できたので安堵感でいっぱいです。
着物の知識を得ただけでなく、仲間にも出会えた
着付け教室では、着付けを習うことや知識がついただけではありません。
着物が好きな仲間たちと出会え、プライベートで外出するほど仲良くなれた友人とも出会うことができました。
今ではラインで恋愛話をしたり、仕事の話をしたり、会社のあとに飲みに行ったり・・・
大人になってこんな素敵な出会いができたことに本当に感謝。
着物のレベルも同じなので会話も弾みます。
もう楽しいこと以外のなにものでもない!
最高な気持ちです。
これからは先生のお手伝いと着付け師の道へ
さて、この着物免許を取得した後はどうするの?
って話なのですが、私はここで終わらせません!!
これからは、着付けのプロとして技術向上を目指そうと思っています。
なので、今後も引き続き着付け教室に通います。
着物免許取得までは、週1回・平日の仕事帰りに通っていたのですが、今は月に2回になりました。
今までは
- 自分で美しく着物を着る技術
- 他人に着せるための着付け技術
を同時進行で勉強していましたが、これから学ぶ内容は、他人により美しく着付ける「着付け師」の道を選びました。
着付け教室の同好会にも入ったので、月に2回授業に出ることになります。
しかし、月2回の授業だけでは物足りない!と思ったので着付け教室の先生のお手伝いに行くことにしました。
これは完全にボランティアなのですが、日々着物に触れるキッカケにもなるし
自分自身も毎回着物を着て参加するので、セルフ着付けを忘れないためにも必要な機会と思って参加することにしました。
こう書くと、すごく着物漬けな日々ですが個人的にちょうどいい感じです。
きっと月2だけだと物足りないと思ってしまうし、
第一目標の着付け免許を取得した今、試験のために頑張っていたしがらみがなくなったので逆に気が楽になりました。
なので、今この軽くなった気持ちで、改めて着物と向き合おうと思うようになりました。
先生のお手伝いの内容は、私が無料コースから学んできた授業を、再度最一から受けることができます。
そして、客観的に生徒さんの様子を見ることができます。
まだお手伝いを始めたばかりなのですが、この2年間学んできた内容の復習にもなりますし
私はこれらを学んで今こうやって免許が取れたんだなぁ・・・と思うと感慨深いです。
なんか過去の自分を思い返しちゃいますね。
生徒さんたちがまだできないながらも一生懸命着物を着ようとしている姿を見ると、
着付け教室に通い始めたばかりの自分と重なってしまいます。
私も同じように分からないことだらけだったので、気持ちが痛いほど分かるのです。
そんなあるとき、生徒さんに質問されました。
先生には、「うたちゃん、見てあげて」とお願いされ
生徒さんに教える自分。
そして生徒さんには「ありがとうございます」と感謝される。
この瞬間、なんだかくすぐったい気持ちになりました。
そしてこの時こう思いました。
と・・・。
生徒さんたちの「できない」が見てて分かるのです。
「もっとこうしたらうまくできるよ!」と言えるくらいに。
この時は嬉しかったです。
大げさかもしれませんが、自分の成長を感じました。
この成長を今止めちゃいけない!と思ったので、これからも着付け教室でたくさん学ばせていただくことにしました。
着物っていいよ
今はまだ自分は教えられる立場ではないのですが、いずれは私も人に教えられるくらい成長したいなと思います。
まず今は人に美しく着付けられる「着付け師」を目指し、日々練習!
改めて
「着物っていいよ」
と、たくさんの人に伝えたいです!
技術向上に向けて、これからも頑張りたいと思います。

