こんにちは！「きものうた」管理人のうた（@kimonouta）です。
着物を着るようになって早1年2か月。
私の生活の一部になりつつある着物。
まだ「着物で日常生活を過ごしている」とは言えませんが、週に1度は着物教室に通っているので着物をよく知らない方からしたら「着物着てるなんてスゴイね～」なんて言われたりいます。
職場でも「今日は着物の日でしょ！」と周りからの認知も高まってきて嬉しい限りです。
さて、この記事ではもっと深掘りした「着物の印象」を考えてみます。
以前の記事で一般的な着物の印象や個人的に感じたことお話ししましたが、今度は他人からの印象や対応のお話ししたいと思います。
ここでは、少し内容が似通う部分もあるかもしれませんが、私が実際に他人から受けた印象や態度などをお話ししていきますね。
着物を着ていたら人は変わる
普段は洋服を着て生活をしていますが、着物を着て生活するとなると、どういったことになるのでしょう？
日常的に行っていることが少し違って見えたり、逆に難しく感じたり、煩わしく感じたりすることも多いと思います。
着なれなかったり、動きづらいなどありますが、着物は慣れです。普段の洋服とほぼ変わりがありません。
だって昔の人だって、子供も大人も着物を普段着としながら生活をしていたんだもの。
フォーマルなイメージがあるせいか、「着物はお堅い」とイメージもありますが、素材などによって意外と動きやすかったりするんですよ。
しかし、やはり「着物を着ている」と意識はしてしまうもの。
普段着ないから余計ですよね。
ここからは自分と他人の考え方を書いていきたいと思います。
着物を着た自分自信の意識の変化
着物に対して、最初は憧れや物珍しさ、着てみたいという漠然のイメージではありましたが、実際に着てみるとちょっとした気づきがあったりします。
着物を着ると安心感がある
着物は1枚の布で作られています。それを体型に合わせ体にまとわせたものです。
生地にもよるとは思うのですが、着物を着てみると不思議と安心感があります。
親にぎゅっと抱かれた優しい感じ。帯をきつきつにされて苦しい～！とかは別ですが、
慣れてくると着物に包まれている安心感と穏やかな気持ちになってきます。
上手に着れると体にしっかりフィットして、何気に動きやすかったりもします。これは何度も着物を着てみて私が感じたことです。
うまく着れると動きやすいし気になりませんが、一部失敗すると全部が着崩れてきて気が気じゃないです(笑)
でも上手に着れた時の達成感や安心感はとっても気持ちがいいですよ！
女性らしくおしとやかな気持ちになる
これは不思議なことで、ほんっとーーにそう思います。
なんだか自然と姿勢がしゃきっとして、はんなりおしとやかな自分になっちゃうんです。
指を揃えて物を取ったり、ぼーっとしたりしなくなる・・・・
そう、ちょっとしっとり女子に自然となってくるんですよね。
下記は私が感じたこと。
- 大股で歩かなくなる
- 足を開かなくなる
- 自然と姿勢が良くなり、正座をするようになる
- 手の動きがしなやかになる
最初は歩き方が大変な部分はありますが、
「着物を着ている」という意識からおっとり女子に早変わりしてしまいます。
実際私も背筋が伸びて、ちょっとかしこまった女性になろうと意識してしまいました。
でもこれってとても素敵じゃないですか？やはり日本女性は大和撫子のような一歩引いたしたたかな女性でありたいものです。
しかし「時代は変わった」とかいう方もいると思うのでなかなか難しい部分もあるかもしれませんが、自分の中の「女性」が凛として生き生きしてきてとても気持ちが良くなりますよ。
他人の態度・対応の変化
出先での会話が弾む・褒められる
これ、本当にすごいんです！純粋に優しい！！
ご年配の方なんか特に声をかけてくださいます。ニコニコ笑顔で「お着物素敵ね」と通りがかりに褒めてくださることがあります。
また、電車でたまたま隣に座ったおばあさまが「ご自身で着たの？レンタル？」と話しかけてくださり、「自分で着ました」と答えると、「すごいわね、自分で着れるなんて。私も若い頃よく着てたわ」など会話が弾むことも。
なんだか嬉しいですよね、ただ着物を着ているだけで他の方に目に留まり、しかも年代も違うのに話かけてくださって。着物は会話の話題になってしまいます。
中には着物を着ていても話しかけないで！という方もいると思いますが、個人的に私は嬉しかったです。
ここは個人的な意見にはなりますが「着物を着ている自分」が好き。みんなに見て欲しいという気持ちもどこかであるんですよね。
話しかけてくださるってことは、着物が気になるってことでしょう？？
心の中ではすっごく嬉しかったので、後日着物教室の先生や着物仲間のお友達に話しちゃいました！
みんな優しい
これ～～～～～（笑）
これこそとてもビックリしました。特に男性(笑)
電車に乗って立っていると、「座りますか？」
階段で少し大きな荷物を持っていると、「持ちましょうか？」
※あくまで個人的な経験です。
って、それは別にいいのですがｗ
なんだろうな。男性が急に優しくなるんです。笑っちゃいました。しかも見知らぬ男性に。
着物を着ていたら、きっとこんな印象なのでしょうね。
- 女性らしく見える
- 助けたり守ってあげたくなる
- 着物特有の色気がある
着物効果なんでしょうかね～。男性には女性らしく映るようで。
私の知人男性も、「いつもより色っぽいね」なんて普段言わないようなことを言ってきたのでビックリしました。
お気持ちはとっても嬉しいです！！
でも私、普段はめっちゃうるさいしおっちょこちょいのおてんばな女なんですよｗｗｗ
着物を着ることによって「守りたい女性」と思われるのかな？
すごーく嬉しいｗ
けど普段のことだし普通にできますから、大丈夫だから～！(笑)
でも私は女性ですが、他の方が着物を着ている姿をお見かけしたら道を譲ってあげたりしてしまうと思います。
反対に迷惑そうにされる
悲しいことに、こう思われることも少なくありません。
電車に乗ったり、街を普通に歩いていたり、買い物したりしているだけでも
「不快」と思う方もいるみたい・・。
- 着物って面倒
- 着物を着ているから時間がかかる
- 着物への気遣いが疲れる
など、他人からしたら着物に対して気が抜けない部分もあるのも事実です。
「面倒くさい」とか「気遣い大変」「汚しちゃダメ」などなど、間違った固定観念を勝手に抱かれてしまうこともあります。
様々な方がいるのでこう思われることは仕方ありません。しかしそう思っていたとしても、お互いに気持ちよく接せられればいいですよね。
少なくとも、私は着物を着ていたらせっかちにならず穏やかな気持ちでいますし、そうありたいと思っています。
おわりに
少なからず、着物に対する様々な印象や思いはありますよね。
私はもっと前向きに、楽しく着物を着て、周りの方にもっと理解していただき普段の生活にも着物を取り入れてもらえたらいいなと思っています。
私は御先祖様が大事に大事にしてきた着物を、色んな方にもっと知ってもらえたらいいな。
だからこそ普段の生活をしながらも同じ境遇でも楽しめる着物の良さを伝えたいと思いました。
▼着物を着てお出かけしよう♡
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