みなさまこんにちは!「きものうた」管理人のうた(@kimonouta)です。
私は2017年3月に着物の着付けを始めました。
今2018年3月を過ぎ、この記事を書いているのは5月なので1年2か月経った今は、
自分で着付けられるようになっただけでなく、人様に振袖を着付けられるまで成長しました。
しかし始めたころは、本当に着物に対する知識もなにもない超初心者でした。
だた「着物」「可愛い」「着れたらいいな」「でも着れない」「難しい」「敷居が高い」みたいな、漠然とした単品ワード(笑)で過ごしていました。
着物に憧れがあっても、自分に着物の知識があまりにもなさ過ぎて、最初はなにしていいか全く分かりませんでした。
周りに着物に詳しい人もいないので誰に聞くこともなく本当に困っていました。
ネットで色々調べようとしてブロガーさんたちのブログを見ても、着物の可愛いコーディネートや帯や小物のこだわりが多く、個人のオリジナリティを出した「既に着物の着付けができれる前提」のブログがほとんどでした。
羨ましいと思う反面、着付けられるようになるまでには一体どうすればいいの???と疑問だらけでした。
私みたいな超初心者で知識もなく、ましてや一人暮らしで着物にお金もあまりかけれない。でも将来的に自分好みの可愛い着物を着たいし欲しいと思っている。
なんとわがままなのでしょう!!
でもこれが本音。
きっと着物を着たいと思っているみなさまもそうではないでしょうか?
それでは、超初心者の私が着物教室に通うにあたり、最初に用意したものをご紹介したいと思います。
着付け教室に通うことになり、私が最初に揃えたもの
通販で着物着付けセットを購入
最初はちんぷんかんぷんの状態で用意するものも謎。
しかし着付け教室に申し込みをした際、以下の内容で個人で準備してくださいと指示がありました。
- 足袋
- 裾よけ
- 肌襦袢
- 長襦袢
- タオル1本(体型補整のために使用)
- 腰ひも2本
- 伊達締め1本
- 筆記用具
こんな感じでした。
しかし、私はこの内容を見ても「???」でした(笑)
そもそも「襦袢(じゅばん)」が読めないという超低レベル・・・!!泣
ジバン【襦袢】
和装用の下着。肌襦袢・半襦袢・長襦袢など。ジュバン。 〔「襦袢」とも書く〕和服の下着で、肌襦袢、半襦袢、長襦袢の種類がある。襦袢の語源はポルトガル語のgiboから転じたものといわれている。肌襦袢は袖(そで)幅、衿(えり)幅が狭く、丈は腰丈ぐらいで短く、袖下に袖下あき、脇(わき)に身八つ口、馬乗りがあり、動作がしやすく、熱気の発散にも役だっている。布地は吸湿性、吸水性、保温性に富み、じょうぶで洗濯にも耐える晒(さらし)木綿を用いるが、近年はガーゼ地も多い。
今思うと本当に笑ってしまいます・・・恥。
そう、襦袢(じゅばん)とは、着物などの和装用の下着のことですね。
でもそれくらい、着物に関わることがなかったんだなぁと改めて思いました。
まぁそれはいいとして、分からないことは分からないなりにネットで色々と意味や用途を調べて揃えることにしました。
しかしお店に買いに行く勇気もなく店も分からない・・・。なので、全てネットで買いました。手軽に揃えられるのが本当にありがたいですよね!
初めてだし、続けるか分からないし、高いのは買えないからということで、
私が購入したのはこのような和装小物セットです。
これなら全て揃ってるし、分からない私でもこれを持っていけば先生に聞けるし!と思い購入しました。
それぞれの小物は値段もピンからキリまでありますが、まだ初心者だしこれから色々学べばいっか!という気軽な気持ちでした。
私、まだ何も分かってない初心者だし!!!と自分に言い聞かせてました。
初心者さんにありがたい洗える着物を購入私が通った着付け教室は、無料コース中は着物を無料レンタルできるとても良心的な教室でした。なので最初にレンタルした着物や帯、小物類でずっと練習をさせていただけました。
しかし、無料体験コースを終えた時にいざ有料コースが始まるとなると、やはり着物や小物は全て実費。(これはどこも当たり前かなw)そうとなると着物を自分で用意しなくてはなりません。
よく先生方は「ご家族で着物を持っていて着ない方から譲ってもらったら?ご実家の桐たんすの奥底に眠ってる着物はない?みんな結構着ていなくて困ってることも多いのよ」なーんて言うんです。私の実家はどうなんだろう・・・?と恐る恐る聞いてみました。
すると母が昔自分のご褒美で仕立てた着物と帯があるとのこと!そんなこと全然知らなかったので、驚きと同時に母が昔そんなことをしていたのか・・・そして実家にずっと置いてあるのか・・・。母の若いころの話が聞けてすごく嬉しかったです。
しかし、やはりお出かけ用の大事な着物なので、「練習では使わないで」とのこと。
うん、でもそれ分かる。私ももっと大事な時に着た方がいいと思う。祖母にお願いもしてみましたが、身長と体型が違うため着ることができず(泣)昔の人は小柄ですよね・・・。
はい!なのでやはり困ったときはネットで購入ですね!
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私はこういった「洗える着物」を購入しました。着付け教室なので室内で着るとはいえ、やはり汚れてしまったら洗いたいし。
自宅で手軽に洗えてまた教室に持っていけるって便利ですよね。
そう心に決め、初心者は初心者らしく気取らない手軽な着物から使うことにしました。先生も、まずは綺麗に着れることから始めましょうと言ってくださいました。
結局着物の初期費用ってどのくらいかかる?
これは誰もが気になりますよね。
無料体験コースを終え、有料コースに入ったあとの私の場合の初期費用は下記くらいですかね。
- 和装小物セット 約10,000円
- 洗える着物と帯のセット 約15,000円
- 教室に支払う学費 ※教室によりますが、私の場合は約50,000円
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合計 約75,000円
なんかこう計算するとそんな安くない??ような??やはり和装小物や着物はピンキリなので、安いものもたくさんあります。
小物セットも点数が少なければその分お安くなりますし、着物も生地によっては5,000円くらいで買えたりします。
ネットではなく、直接着物屋さんで中古品を購入もできますしね。私は着物屋に行く勇気すらなかったので、全部自宅で寝て待てば全て揃うネットの力でなんとかしましたw今でこそ着物屋さんへ気軽に入れたりできるんですけどね。
おわりに
いかがでしょうか。冒頭でお話ししましたが、私は本当になにも分からないまま始めた着付けです。
「襦袢(じゅばん)」の意味も用途も全く分かっていなかった私ですが、1年そこそこで多少の知識と一人で出かけられるようになりましたよ。
無料体験コースもあるところも多いですが、その後のスキルアップや上のクラスに進むとなると多少の初期費用は必須になりますが、それ以上に着物の素敵な世界を知ることができます!
まずは無料体験コースがある場所を探して、一度でも着物を着るという体験するだけでも第一歩だと思います!!
ぜひみなさまも着物を着てみてはいかがでしょうか♪